深い奥行の収納棚60cmと96cmの使い方をご紹介します。
クローゼット・デスクの60cm(内寸56cm)
60cmは一般的なクローゼットの奥行です。引出も奥行を活かした箱で大容量の収納スペースが確保できる点が60cmの特長です。ビルトインアイロン台を取り付けることができます。
単行本やCDをとにかくたくさんしまいたいというお悩みには、引張り出し書棚で大容量の収納を実現しましょう。奥行の深い空間に小さい物・細かい物をしまいたい時は、引張り出して横から出し入れするという方法が効果的です。
たくさんの資料を広げたり、ゆったりとデスクワークをしたい場合は、天板の奥行は60cm以上がおすすめです。足元には浅めの本棚を設けた設計も可能です。
キャスター付きのボックスを用いることで深めの奥行は使いやすくなります。軽さと耐久性が特長の硬質パルプ製のサイズオーダーボックスは、子供部屋での使用やおもちゃ入れに最適です。
ベッドの96cm(内寸92cm)
子供部屋で大人気のip20のロフトベッドの標準サイズは、奥行96cm。マットレスは90cmサイズでご用意しています。
ベッド下の活用方法を見ていきましょう。
ベッドの下にデスク・書棚を組み合わせています。1畳~2畳のスペースで1人分のベッド・デスク・本棚をまとめることができます。
高さ1m程度のハイミドルベッドの下は、手前にキャスターワゴンをそのワゴンを動かすと奥にも棚、といった奥行を二分して使うアイデアがあります。
二分せずに奥行の深い棚でも、間口(幅)を大きめに確保すると使いやすくなります。押入れのようなスペースがない間取りの場合は、ベッド下に押入れのような空間を設けると驚きの収納力を発揮します。お雛様や五月人形のようなかさばる箱物をしまうスペースに充てることもできます。
引出と一体となったチェストベッド。手前から使える引出の最大奥行は60cm。その奥は、上から扉を開く収納スペースとしデッドスペースを生みません。手前の引出には普段使いの洋服、奥の上開き収納には季節外の布団やカバーの収納など、ベッド下全面を有効活用できます。
以上、3回にわたり6つのサイズの奥行についてご紹介してきました。
奥行についてしっかり考え、より使い勝手のいい収納空間を目指しましょう。